『青森ねぶた』と『弘前ねぷた』
まもなく、みちのくの夏祭り『青森ねぶた』と『弘前ねぷた』が始まります。
この祭りのそもそもは?
諸説ありますが一番それらしいところで「平安初期征夷大将軍・坂上田村麻呂が敵をおびき出す為に大きな人形を作って攻めた」と言う
伝説があります。
『ねぶた』と『ねぷた』呼び方の違いは?
単に
訛りの違いと言われています。例えば「眠い」ことを青森市在住の西田艦長は「ねぶて」と言い、弘前市在住の柳田が「ねぷて」と言う、それだけの違いでどっちでも良さそうなものですが、どっちも同じじゃだめで
『他とは違う』事をを明らかにしたい青森県民の県民性がこの辺りに現れていています。
弘前は『出陣』!青森は『凱旋』!
会期は弘前ねぷたが8/1から始まり、青森ねぶたが8/2から始まります。(どちらも最終日は7日)こじ付けのように思われますがそんな意味合いがあります。
弘前は『扇型』で青森は『人形』の灯篭
外観の違いははっきりしています。弘前では一部『人形』も出陣します。
弘前は「やーやどー」青森は「ラッセラー、ラッセラー」
掛け声にも弘前は“静”青森には“動”が感じられます。高校野球の応援でもこの掛け声がチャンスの時や点を入れた時に好んで使います。
全国的には『青森ねぶた』が有名で規模も大きく『弘前ねぷた』は脇役、付け合せ、ついで的に思われています。また青森は企業団での参加が多く、弘前は町内会や有志による参加が多いのが特徴です。またどちらの祭りにも観光のお客様も飛び入りで参加できますが、青森は『跳ねる!』弘前はねぷたを『引っ張る!』感覚です。
ところで今年の会期、暦の並びが最悪です。
青森にいたっては初日が月曜で最終日が土曜ではないですか。
全国の皆さん8月には是非青森に遊びに来てくださいね!
祭りまで約2週間となり、街の広場にある“ねぷた小屋”では制作の追い込み中!