いつも日本酒を愛して下さりありがとうございます。
2014年も残すところあとわずか。
日本酒業界、特に地酒専門店にとってはこの1年間
一生懸命頑張ったかどうかの審判が下される12月を迎えました。
当店は今から十数年前より年末に自分の店で樽酒を仕込んで
販売しております。
10月頃から税務署に樽酒の仕込みの許可を得る申請をして、
蔵元さんより洗瓶を仕入れたり、杉樽を仕入れたりして準備を整えます。
大安吉日の日よりスタート。凄く緊張します。
毎日、朝に夕に 味をチェックして杉の木の香りが心地よく付いた頃を
見計らって瓶詰めします。
そのあと手作業にてラベルを貼って店頭に並べます。
出来上がった樽酒はまるで我が子のようにかわいいものです。
ですから、蔵元さんの自社製品に対する愛情は凄いんだろうなと
そのとき感じます。
蔵元さんの愛情がたっぷり入ったお酒を我が子のようにかわいがり、
ときめいて販売することがきっと0杯が1杯に繋がることではないかと
樽酒を仕込んでみて毎年感じることです。
当店取り扱いのお酒はみんな魅力たっぷりな蔵元さんや蔵人さんが
造ったものばかりです。
美味しいお酒に人間的魅力を添えて 販売させていただきます。
長野県千曲市屋代の田舎の専門店 酒乃生坂屋でした。