SAKEアカデミー
by wajowaraku
なんと酒米サミット

はじめまして。今回初めてブログを書かせていただきます、小林酒造株式会社、入社2年目の石川博雅(はくが)と申します。

 今年度は初めて、1年か通して日本酒の製造に携わらせてもらい、日本酒を作る大変さや辛さ、また面白さを実感しました。

 今回は719日に行われた「なんと酒米サミット」に参加したことについてお話したいと思います。 

 このサミットが行われたのは富山県南砺市という酒米の栽培が盛んな地域であり、その年の酒米の近況報告や意見交換など、農家さんたちと蔵元の懇親の場として毎年行われているサミットです。

 さて、本題に入る前に、、、、サミット参加前に食べた昼食が美味しかったので紹介したいと思います。

 それは、、、、稚鮎です!シンプルに焼いただけなのですが、骨ごと食べられて最高に美味しかったです。水がきれいだからこそ美味しい鮎が育つのだなと思いました。美味しすぎて私一人で20匹ほど食べてしまいました。

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 お腹も満たされたところで本題ですが、まず、ついてすぐに圃場を見学させてもらいました。主な品種は「山田錦」、「五百万石」、富山県で初めて育成した「雄山錦」です。実際に田んぼの土を触らせてもらいましたが、適度に柔らかく、雑草も少なくてしっかりと管理されていました。

今回が私にとって初めての酒米の圃場見学でしたが、栽培の基準や出穂の時期などしっかりと管理されていて驚きました。専門的な用語などわからないことも多かったのですが、何事も体験することが大切であると感じました。このような広大な土地、きれいな空気や水によって穂はのびのびと育っていて、ここは酒米にとって最適な環境であるということは感じました。

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圃場見学が終わった後は会場を移動して、松本酒造株式会社、製造部特別顧問の勝木先生による講演がありました。

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 テーマは「今後、蔵元が求める酒米について」でした。内容は、原料米事情と酒税法の変遷から、農家さんたちの現状、また、これからの蔵元と酒米の作り手の方々の関係性のあり方など幅広く熱弁していただきました。

 今回のこの講演を含めた、酒米サミット参加を通じて、こういった酒米を作る農家さんたちと日本酒を作る蔵元との交流の場の意義を実感しました。私たちが日本酒を作る上で最も大切な原料であるお米はその年でどのように育ったのか、どのような特徴があるのか、私たちは知る必要があります。また、お米の作り手側に対しても、どのような酒米を私たちは求めているのか伝えなければなりません。そのような場としての、サミットであると私は感じました。

 お米の作り手側も高齢化が進んでおり、担い手も少ない状況であるということを聞きました。勝木先生のお話を拝聴し、特に思ったのですが、そういった状況を打破し、活性化していくためには、私たち蔵元ができることは、その土地で作られたお米を使った日本酒は美味しいと消費者に伝えることです。もちろん、そのためには、高品質かつ付加価値のあるお米を安定的に供給していただく必要もあります。そういった相互の努力が日本酒業界全般の繁栄につながると感じました。

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日本酒を0杯から1杯へ!!!

小林酒造株式会社

醸造部 石川博雅


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by wajowaraku | 2018-08-19 22:01
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